昨年、発売前から話題になっていたこの作品。主人公の太ももがすごいと注目を集めてました。以下レビューです。
ライザのアトリエ〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜
誰にでもあるけれど
一人ひとりにとって特別な
友だちとの思い出。大人になる前の彼女たちが、
自分にとって
大切なものを見つける物語。
公式より引用
ストーリー
自分たちの日常を守るために戦う、というテーマがしっかりしていてよかったです。下手に壮大な冒険にするのではなく、コンセプトに忠実に話が作り込まれている感じがしました。
ゲームシステム
他のアトリエ作品と同様、錬金+RPG。錬金術で作ったアイテムを活用して戦闘し、物語を進めていきます。
ポイントとしては錬金で作った戦闘用アイテムを、コアチャージ(MPのようなもの)を消費して何度でも利用できる点。僕が前回プレイしたトトリのアトリエはアイテム使い捨てだったのですごく助かりました。
また、戦闘では通常攻撃で貯まるAPを消費したクイックアクションを利用することで、自分のターンが回ってくる前に攻撃を仕掛けられるなど、バトルがスピーディに進められる仕組みになっていました。
今作は時間制限なしでした。人によって好みはあると思いますが、私はゆったり進められて好きでした。
グラフィック
なんといってもライザがかわいい。フォトモードも搭載されており、グラフィックには力を入れていたと思います。
↓↓↓フォトコンも開催されていました。
ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜 | Special フォトコンテスト
どれも作品の雰囲気にあっていてよかったと思います。ボス戦の戦闘曲「白南風」が好きでした。
【所感】
・ライザがかわいい。今作はフォトモードが追加されており、スクリーンショットが取り放題。人によってはこれだけでかなりの時間遊べるのでは。
・シナリオもけっこうよかった。島の歴史と異世界の関係が徐々に解き明かされていく感じが好きです。内容自体は島周辺で完結する物語なのだが、うまくまとまってました。日常を守るためのちょっとした冒険。上でも書きましたがコンセプトも非常にわかりやすく芯が通っていてよかった。
・序盤はちょっとおつかい的な話が多く、ちょっと面倒。一通り説明が終わって自由に行動できるようになると楽しくなってくる。
・街の人々から依頼を受けるクエストが意外と楽しい。一個一個のクエストで完結するわけじゃなくて、一連のクエストを通して町の人達に変化がある点がやっていて面白い。(娘を探して旅に出るおじさんや以前やめてしまった染物屋を復活させたりなどなど)
・フィールド上の自由度はちょっと少ない。ちょっとした段差が降りられなかったりするので、少しオープンワールド気味にしてくれるとストレスがなくなってうれしいなぁ。
・ボリュームはちょうどいい感じ。体感プレイ時間は40hくらいです。トロコンまでやっても60hくらいだと思います。
かなりいい作品でした。次回作も買ってみたいです。