Vivid perfect

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アニメガタリズ

パルフェリメイク 雑感

なんか久しぶりにギャルゲーやりたいなと思ってたところ、某Vtuberが最近リメイクが出た名作、とおすすめしてたのでやってみました。

 

※PC版貼れなかったのでSwitch版で代用

 

あらすじ(引用)

中世ヨーロッパの街並みをイメージした、大型ショッピングモール『ブリックモール』。
グランドオープンを数ヵ月後に控え、人気飲食店の誘致を積極的に推し進めていた。

 喫茶店『ファミーユ』。主人公、仁の義姉、恵麻が経営していた欧風アンティーク喫茶。
火災により、店舗を失った、その開店休業中の喫茶店に、ブリックモールより出店の依頼が舞い込んだ。
店の復興のチャンスとばかりに、散り散りになったスタッフをかき集める仁。
ひとり、またひとりと、戻ってきたり、こなかったりする仲間たち。
順風満帆とまではいかないまでも、なんとか開店準備が整ったとき、ほぼ同時に真向かいのお店の看板が掲げられた。
そこに描かれた名は"curio"。ファミーユと全く同じコンセプトの欧風アンティーク喫茶店

それもそのはず。ファミーユは、curioの『二番煎じ』なのだから…

本物には敵わない?
反対する仲間を押し切りつつも、勝算もなく人手も足りない中でただ頑張ることしか出来ない仁。
その前に店の制服を着込んだバイト志望の少女、由飛が突然現れる。
彼女の笑顔と心惹きつけられる歌声になんとなく、なんとかなりそうな気がしてしまう。
そして一縷の望みを胸に迎えた開店当日。何故だか向かいの店の店員、
玲愛と売上勝負をすることになってしまった仁はスタッフの前で一つのスローガンを掲げる。

「打倒、キュリオ!」

戯画 パルフェリメイク (web-giga.com)

 

各キャラ√感想

風見由飛
パッケージを飾る2人のヒロインのうち1人。不思議ちゃんで接客中も歌っていたり掴みどころのないキャラクターですが、個別√では妹である玲愛のトラウマを背負いこむくらい妹思いで繊細な一面もありました。シナリオ的には由飛よりも玲愛の活躍が目立ってた印象でした。

 

花鳥玲愛
風見由飛の妹で、主人公とは犬猿の仲。金髪ツインテールツンデレはやっぱりかわいい。見た目とは裏腹に所帯じみたところがありしっかり者で世話焼き。姉と主人公を取り合って、たばこを吸う頻度まで知ってる!、なんてマウントとっちゃたりするのもかわいかった。欲を言えば、シナリオはもう少し仁と玲愛が一緒にいるシーンが多いほうがよかったかな。

 

雪乃明日香
あざとかわいい後輩キャラクターです。主人公と同じ大学を受験し成功、ラブラブエンド。主人公の呼び方が「てんちょ」「せんせ」などかわいいかった。

 

涼波かすり
一つ年上の先輩。器用貧乏で見栄っ張りな性格。シナリオが予想していたのよかったですね。主人公との思いのすれ違いという恋愛パートだけじゃなく、パティシエとしても自立して恵麻さんと勝負できるくらいの成長を見せ、年上としてのカッコよさも見せてくれる魅力的なシナリオでした。

 

杉澤恵麻
血の繋がっていない未亡人お姉ちゃん。弟(主人公)への愛の重さがすごい。シナリオは里伽子に振られた主人公の慰め役のような感じで、罪悪感がぬぐえないENDだった。

 

夏海里伽子
大学の同級生にしてこの作品のメインヒロイン。シナリオの仕掛けが秀逸。共通√、個別√にそれぞれ欠片がちりばめられ、それがつながっていくのは気持ちよかった。最後にやれって意味がすごくよくわかりました。
里伽子自身も魅力的で、普段はつれない感じなのに、仁を取られた過去の反動からやたらあまあまだったり束縛気質を出してきたりで非常に可愛かった。

 

ってことでどれもバランスがよくていい作品でした。

月並みですが、好きなキャラはカトレア、好きな√は里伽子かな。

全体として、キャラクター、サウンド、シナリオ、ボリューム感、すべて高品質でちょうどよく素晴らしい作品でした。