昔からずっと欲しいものリストに入っていたペルソナ5をついに購入しクリアしました。
けっこうなボリュームなので腰が重かったんですが、
やってみたらとてもおもしろかったので感想を書きたいなと思います。
※ネタバレありです!!
概要
ゲームシステム
戦闘が派手で選択肢も多くて楽しい
やっぱATLASのターン制バトルはおもしろい。ただ使えるコマンドを選ぶだけじゃなくて、弱点を突いて追加ターンを得たり、ダウンさせて総攻撃フィニッシュしたりで、爽快感があって飽きが来ない。
今作から増えたSHOW TIMEもいいアクセントになってる。使える場面はランダムだけど、かなりダメージ出るし画面も映えるし見てて楽しい。
日常コミュと怪盗ライフのバランスがいい
1日ごとにどんな行動を選択するか選べるんですが、その日何をするか選択するのが楽しい。今日は誰と遊ぼうか、それとも人間パラメーターを上げようか、上げるにしても何をしに行こうか、と考えながら選択するのが楽しい。
まぁ、怪盗ライフの方は一日で頑張ってダンジョンクリアまでやってしまうんですが。
日常生活のセリフの選択肢はふざけたものも多くて、それを選ぶのも楽しかった。
10股くらいしてバレンタインデーに修羅場になるのめちゃくちゃ笑った。
ペルソナ合体も進化
ペルソナ4の時にあったか覚えてないけど、2体を選んで合体するんじゃなくて合体結果から選択ができるようになっているのがめっちゃやりやすかった。さらに3体以上の合体やアイテム化もできるようになっていて、ペルソナ合体の幅が広がっていて楽しかった。
警報時に能力値アップが付与されたりするのも新しくて、さらに強いペルソナを作ったりランダムスキルアップデートで一喜一憂したりするのも楽しかった。
いろいろめっちゃ親切
サジェスト機能がすごい。学園生活でもモルガナが「XXしたほうがいいんじゃないか」とか言ってくれたり、戦闘でも目に見えない状態異常耐性について言及してくれたり、すごく助かった。
イベント系は初見でも早送りできるので、ここは飛ばしてもいいなーってところはどんどん飛ばせてかなり快適だった。
あとは竜司のコープ能力である「瞬殺」で、レベル差がある敵はひき殺せるのがめっちゃ便利だった。終盤になってくるといちいちバトルするのも面倒になってきたりするので、レベル上げてからはどんどんひき殺して経験値とお金を貯めるのがすごい楽だった。
ストーリー
メインストーリーは勧善懲悪 + 終盤意外な展開っていう王道のストーリー構造で文句なしなんですが、個々のサブストーリーの部分で「自分と向き合う」って要素がペルソナの特徴なのかなって思ってます。かっこ悪かったり、嫌なことを考えてしまうもの自分と受け入れて前に進むって考え方、年取ってからそういう話を見るとグッとくるんですよね。
追加ストーリーである丸喜の話も、過去を忘れることで救われることはもちろんあると思う一方で、それを押し付けるのではなく自分で選択するのが大事だよねという。パッと聞くと当たり前のことかもしれないけど、キャラクターの視点を通してその話を聞くとなんかすごく共感できた。
キャラクター
多種多様なキャラクターがいるのがいいですね。プレアブルキャラ以外でも医者のお姉さんや政治家のおじさん、ゲーマー小学生など年齢や職業の幅広い人たちと関わって、それぞれ背景を知ったりや困難を乗り越えていく姿を見ていくのが楽しかった。キャラデザだけでいうと明らかに「かわいい」とか「かっこいい」っていう感じじゃないキャラが多いんだけど、個々のストーリーを通して「こういう考え方をする人なんだ」ってスッと入ってくるんですよね。
個別でいうと祐介の見た目はかっこいいのに芸術家肌で変人っぽいところがけっこう好きだったな。個別COOPもかなり葛藤が見れてよかったし。あとは明智くんの裏表の差が激しくて、特にSHOW TIMEの時の明智くんは完全に壊れててめっちゃおもろかった。女の子でいうと武見とすみれ(かすみ)が推しでした。武見はぶっきらぼうだけどその後のデレが、すみれは普通に後輩ポジとしてかわいいかった。
サウンド
音楽は詳しくないんですが、なんかおしゃれでかっこいいんだよなぁ。全体的に自然と体動いてしまうような、リズムがいい曲が多い感じ。戦闘中の曲はもちろんなんだけど、街中のBGMすら印象に残るレベル。
おわりに
間違いなく☆5つの神ゲーでした。
総プレイ時間は83時間ということで、大ボリュームでしたね。ストーリーをクリアしただけなので、細かいところもっと突き詰めたら100時間は余裕で超えますね。
でもゲーム自体が楽しかったので、意外とそんな苦労した~って感じではなかったです。
その後のストーリーが描かれるファントムストライカーズもやってみたいな。
では、サラダバー。