高校の友人や会社の先輩がやってたのでプレイしてみました。FFはⅤくらいしかやったことなくて、2DじゃないFFは初めてです。動画でストーリーはなぞってからプレイしました。
FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE
星から吸い上げた生命エネルギー《魔晄》。
《ミッドガル》ーー八基の魔晄炉を有する階層都市。
魔光によって世界を掌握した巨大企業《神羅カンパニー》と星を守るために立ち上がった反神羅組織《アバランチ》が激突する。
元ソルジャーのクラウドは、傭兵として
アバランチの《壱番魔晄炉爆破作戦》に参加していた。
（以下、省略）
公式より引用
ストーリー
星のエネルギー活用を事業としている神羅カンパニーに対し、反神羅組織アバランチの協力者として立ち向かうというのが大筋です。（本当はそれだけじゃないのですが。。。）
リメイクなので基本的にはPS1の前作をなぞるように進んでいきます。今作は前作の1/4程度しかストーリーは進まないのですが、途中途中サブストーリーが挟まれていてボリュームはそこそこあります。これにより前作ではあまり描かれなかったサブキャラクターのことをより深く知れるのでとてもいいです。特にアバランチのメンバーの話がボリュームアップしてて嬉しかったですね。ウェッジの憎めない感じがすき。
また、どうも前作とは少し展開が異なるようです。パラレルワールド説も上がってるんだとか。続編に期待です。
ゲームシステム
戦闘を挟みながらストーリーを進める、いわゆる普通のRPGです。
戦闘はエンカウントして戦闘シーンに移るタイプではなく、フィールド上でそのまま敵と戦います。キングダムハーツに近い感じですね。通常攻撃やガードでポイント(ATB)を貯め、ATBを消費してスキルや魔法を使用して戦います。雑魚戦ではラピッドチェインが使いやすくて乱用してました。
ダンジョンは単純に進むだけじゃなく、ギミックが多めです。スイッチを押したりキャラ固有アクションを使ったりして単純作業にならないような仕組みになっています。
グラフィック
これはすごいですね。前回はライザをプレイしてきれいだなーと思っていましたがこれは圧倒的です。リアル寄りというのもあって、ほぼ本物でした。
前作のアレンジ音楽が使用されてます。ちょっと暗めの雰囲気で作品にあってますね。前作の音源も収録されていて、街に点在する端末で聴くことができました。好きな曲は「タークスのテーマ」と「闘う者たち」です。
【所感】
・前作の話を知っていると格段におもしろさが上がる感じでした。単純に再現度の高さもそうなんですが、展開が微妙に違うところがあり「あれ...これは...？」と興味を惹かれます。逆にプレイしてないと何が何だかわからんってシーンもけっこうありそうです。
・キャラクターがいい。アバランチとタークスの面々が好きです。アバランチは熱い男ビッグス、頼れる女ジェシー、癒やし系ウェッジ、個性があっていい。リーダーのバレットは最初は嫌味な感じだったのに徐々にいい兄貴って感じになってよかったですね。感情を表に出すタイプなので、一番感情の起伏が感じられて人間味がありました。タークスはやっぱりサラリーマン感がいいですね。若干の疑念を抱きつつも、上から求められた仕事は忠実にこなす姿勢が好きです。
・新キャラも尖ってるキャラが多くて楽しかったです。バイク狂いのローチェは見てるだけでおもしろかったですね。再登場してほしい。
・戦闘中の操作切り替えがボタン一つでできるので、ターン制じゃないのにちゃんと味方全員を操作できて楽しかったです。
・戦闘は慣れないと難しいと思います。ちゃんと敵のスキを付いたり味方のスキルを手動で使わせたりしないとボス戦は普通に負けてしまいます。私も10回弱くらいコンティニューしました。
・やたらと自分の操作キャラクターにヘイトが集まります。おかげで敵を一体ダウンさせて殴ろうとしても自分だけ他の敵に殴られてストレスたまりがち。
・ダンジョンのギミックはいいんですが、めんどいやつはかなりめんどいです。特にクレーンを操作するやつなんかはクレーンの速度が遅すぎてすごくストレスでした。
・ボリュームはちょうどいい感じ。プレイ時間は40h弱でした。
総括すると非常にいいゲームでしたが、ダンジョンや戦闘のストレス部分を減らしていけばもっといい作品になりそうです。次回作、作って欲しいですね！
最後に女装クラウド、置いておきますね。
