テイルズオブシリーズの最新作を10か月かけてやっとクリア。
RPGをクリアするのにかかる時間が年々伸びています。
いやしかし、いいゲームだった。点数にすると85点くらいかな。
テイルズオブアライズ
隣り合うふたつの星、ダナとレナ。
300年前。自然あふれる世界であったダナは、高度な科学や魔法が発達したレナから突然の侵攻を受けて以来、終わりなき隷属を強いられることとなった。
ある日、鉄仮面に顔を覆われたダナの青年と、同族から追われるレナの少女が出会った。
この思いがけない邂逅は、ふたつの星の運命を揺るがす物語の始まりに過ぎなかった―――
公式サイトより引用
ストーリー
引用にもあるように、物語の目的はレナの抑圧からの解放。「ダナ人だから~レナ人だから~」みたいに、ラベルで人を区別しない、というのも物語の根幹にあったと思う。けっこうありがちではありますが現代的なテーマでしたね。最後の展開はラスボス倒してハッピーエンドって感じで説明不足感はあるが、終盤に向けて世界の謎が明かされ、これまでの常識がひっくり返る展開は盛り上がりがあってよかった。
キャラクター
前作ベルセリア同様、今作も各キャラクターの個性が光ってよかったですね。特に各キャラ好きなものがはっきりしてたのが印象的。テュオは芸術オタク。アルフェンは武具オタクで刺激好き。シオンは食いしん坊。キサラは釣り名人。リンウェルはかわいい。
今回のメンツは出会い方の事情で、最初はけっこうギスギスしてた。一緒に旅を進めていくにつれて、どんどんお互いの価値観がわかってきたり、理解しあえるようになっていくのは今回の人間関係の特徴だったと思う。特にOP2の全員がやさしい笑顔のシーンにはグッとくるものがあった。
アタッチメントや衣装も豊富で、ついついDLCも買って楽しんでしまった。
一番好きなのはロウ&リンウェル。ロウは犬っぽくて実質メインヒロインみたいなところがあってかわいかった。リンウェルは最初ギスってたけど、だんだん素直になってきてとてもかわいかったです。この二人が喧嘩しながらじゃれつく絡みをみてほっこりしていた。
戦闘
戦闘も楽しい。いろんな技の出し方が増えて、よりバリエーションに富んだ戦い方ができる。敵に合わせてブーストアッタックを使いダウンをとってラッシュ、が気持ちいい。攻撃のバリエーションが増えたおかげて、より派手で息継ぎなしのバトルが楽しめる。ブーストストライクで戦闘フィニッシュ!っていうのも爽快感あってナイス。カウンターレイドで敵の技もよけやすくなって快適にバトルできたね。
まぁ、戦闘は公式とかの動画見てください~って感じ。
↓投稿してみたけど画質が...PS4の限界
その他
スキットが立ち絵から3Dに切り替わりましたね。賛否両論あると思いますが、キャラの表情が豊かになってよかった。パンケーキ大会と温泉のスキットがおもしろすぎ。やっぱキャラ同士の絡みがいいよねテイルズは。
野営の会話で全員と個人会話できるってのもよかった。個人会話って意外とないし。
フクロウ探しや釣りなどのサブ要素もちょうどいいボリュームでgood
クリア後要素でエドナと戦えたの地味にうれしかった(最後まではやってないけど
まとめ
戦闘×キャラゲーというテイルズのよさが詰まった作品でした。
「久々にJRPGやりたい!」って人には間違いなくおすすめできます。
シナリオがさらに深まればもっと伸びそうだなぁ。
JRPG市場は縮小気味だけどキャラクターの強みを活かして次回作も作っていってほしい。
おまけ
好きなスキット
パンケーキ勝負
温泉回