Vivid perfect

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アニメガタリズ

GOODBYE WORLD 感想

Twitterでオススメしてる人がいたのでやってみた。

 

概要

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プログラマーの蟹井(かにい)とグラフィッカーの熊手(くまで)は、専門学校時代に出会った。
卒業後、インディーゲームを作るため、就職をしない道を選んだ二人だったが、待っていたのは厳しい現実だった。
ゲームは売れず、バイトの勤務時間ばかりが増えていく…
もっと売れるゲームを作らなければと焦る蟹井に対し、熊手はある決断を下す。

 

引用したあらすじにある通り、プログラマーの蟹井とイラストレーター熊手、2人のゲーム制作の物語。学生時代は楽しくゲーム制作をしていたのに、仕事としてのゲーム制作が辛くなっていた。生活も苦しくなってきて、ついに熊手は別の道を進んでしまい...。というストーリー。

このゲームはいわゆるシナリオゲーで、分岐も特にない。13話から構成されており、各章は短い。トータル1時間半くらいで終わるのでボリュームは軽い。

 

 

感想(Good)

プレイ時間が短く手軽に物語を楽しめた。

ありがちではあるが、ゲーム制作者として「やりたいことと」「売れること」が必ずしも合致しない苦しさ、葛藤のストーリーがよくて共感できた。会社員ってみんなある程度自分の気持ちを押し殺して仕事していると思っている。システム開発も趣味なら楽しいけど仕事になるとやりたくなりこともたくさんやらないといけないし、しんどいよなと思う。やりたいことが仕事に直結すれば最強だが、安定した生活をしながらそれを実行するもの難しく。結局この辺りって一つの正解がないがなくて、自分に合った解を見つけるしかない。

社会に不適合な人間の生きづらさと友人に対してすら気持ちを素直に出せない苦しみというのも少し共感できた。「こう言ったらどうなるだろう?」を考えすぎるのは結構辛くて押し込めてしまったりするな。

序盤のセリフが伏線で実はメタ的な構成になっていたのはおもしろかった。

内容はちょっと暗くプレイしてて辛かったけど、最終的にこの二人が楽しくゲーム制作できているのであればいいか、と思った。

 

感想(Bad)

章の先頭に出てくるミニゲームをプレイするのが面倒だった。毎回自爆して飛ばしてたので、スキップ機能があればいいな。

 

まとめ

気になってるなか手を出せなかったゲームですが、いざやってみるとあっという間でした。ちょうど仕事に悩んでる時期でもあり、少し考えさせられました。暗めの内容だったので、次は楽しいゲームをプレイしたいっすね。